卒業論文テーの設定のために⑤ 2日目 ー 微分・積分を知らずに経営を語るな
微分・積分を知らずに経営を語るな
ここからはPDCAのCheck(検証)⇨Action(改善)⇨Plan(計画)をする。
- 10分まるまる使うのではなくぱっと
- このまま続けていこう
- これはネットで調べるものではなかった。こういう類の本は特に検索する必要はない。
- 馴染みがなさすぎる単語が全くなかった。ほんの中で深く解説されているからである。
- しっかりと休憩ができた。
論文テーマ:「なぜ大学の講義はわかりやすくならないのか」
深く読んでみた
商品には不良品がないとは言い切ることができない。なので、この品質を最大限まで高めて企業は出荷する。最大限のところは品質基準という。品質基準まで到達したらやめるのである。
この箇所を読んでいたらISOを発見した。社会全体としての品質基準の合意を示すものであるこのISOについて調べていく。
これらの記事から認証機関がいくつもあることがわかった。
JQAの他にASRなど。。。
ISO認証制度は「認証機関」だけでは成り立ちません。認証機関の審査員になるために必要な研修を実施する「審査員研修機関」、審査員の資格を付与する「審査員評価登録機関」、そしてこれらの3つの機関がその業務を行う能力を備えているかをみる「認定機関」があります。
これらがISO認証のしくみになります。(下図参照)
収益を目的とする企業が認証を受けるまでこの膨大なプロセスがあることがわかる。
そしておおもとの認定機関は
認定機関は、日本ではJAB(公益財団法人日本適合性認定協会)、JIPDEC(一般財団法人日本情報経済社会推進協会)、イギリスは UKASといった機関があり、JQAはこれらの認定機関から認定されています。
とのこと。この認定機関であるJABが審査員研修機関、審査員評価登録機関、認証(審査登録)機関を認定する。これはかなりのビジネス、金額が動いているのでは!?
深彫りステップ
「なぜJQAのような認証機関はいくつもあるの?」⇨「どうして差が生じてしまうの?」 ⇨「どうやって企業はISOの認証機関を選ぶの?」⇨「(ISO審査機関を選ぶときの注意点は? | ISO取得で成功する。)このリンク先を見ると、ISO認証機関は考慮して選ぼうと書いてある。中身を見ると認証機関ごとに費用が、また企業にISO資格を与える基準が異なっていることが読み取れる。また、切り替え審査
概要 | 他機関からの登録切替え審査 | ISO認証 | 日本品質保証機構(JQA)
なんてものもあることから、認定機関の何らかの面で優劣が生じていることを示している。検索を続けていたら、たまたま見つかった。
認証機関の変更について|ISOの新規取得・認証機関変更「SmartQA」(ISO 9001,ISO 14001,ISO 27001対応)
箇条書きにして文字に起こしてみると
- 審査費用が高い
- 審査がマンネリ化しており、改善活動につながっていない
- 重箱の隅をつつくような審査で、審査方針に不満がある
- 営業マン、バックオフィス(事務所)の対応が悪い
こんなものがあげられる。
ということは
⇨「認定機関であるJABは、自分たちのお金儲けのために何でも認証機関を承認してしまうのでは?と仮定」
⇨「認証機関はどうしても企業を承認したい。お金が欲しいから。」
⇨「そして企業はどうしても認証されたい。」
⇨「そのため認証機関は、基準を曖昧にしてしまう。更新費用で稼げるから企業を認証させたい」
⇨「だからこそ、この構造上あまりISOは社会的信用度を保っていないのでは?」
この理屈が通じるためには、企業を認証する認証機関の収益が認定に関わる全ての収益 > 審査収益となっていることが必要十分条件であると感じる。収益と言ってもお金だけでなく精神的コスト、肉体的疲労コストなどを含むだろう。
ところで、、、、
"ISOから垣間見えた、ISOなどの様々な資格を取り巻くお金の狂った動き"とかいう題名でブログ書いてみようかね笑。やはり資格もISOと同じようにこの原理が多いに働いているように思われる。
PDCA
うまくいったように思う。
もうちょっと読みたい本に関しては60分よんで疑問に思ったことなどを書いていく。残りの30分でネットを使って深める、広める。
30分は、”なぜ”の掘り下げ。60分はpdca
このプロセスができたかのように思われる。なぜの掘り下げについては
thesisproduction.hatenablog.jp
に書いてあるが、なんだか実行しにくい。
最近の大卒就職はなぜ難しいのか?
こういうことだ、きっと。今回の場合は「なぜJQAのような認証機関はいくつもあるの?」という問いであった。しかしながら例は、最近の大卒就職は"難しい"という現象、つまり現象に対して何らかの価値 (=難しい)が定まっている。また大卒ということで、人ということで「男子大学生の就職はどうなっているのか?」「女子大学生の就職はどうなっているのか?」と繋がる。
こうやってブログに整理しながら本を読んでいたらこの考え方が一つではないとわかった。こういうこと。
最初の問いとして、「最近の大学生の就職はどうなっているのか?」という問い。これは調べてから難しいとわかり「なぜ最近の大学生は就職難なのか?」に繋がったパターンとも考えることができるとわかる。その次に、性別を考慮した上で男子大学生の就職はどうなっているのか?」「女子大学生の就職はどうなっているのか?」と繋がる。
疑問を作るステップ
- 「なぜ◯◯は◯◯なのか?」⇨主語を分解した上で「〇〇はどうなっているのか?」⇨「なぜ◯◯」……(この繰り返し)
- 「どうして◯◯」⇨「どうして◯◯」⇨「なぜ◯◯なの?」
その他にもたくさんあるだろう。形にとらわれてはいけない。出発点は異なる。