卒業論文テーマ設定のために②
(本屋に行ってからの)計画
次は計画であるが私はそれを常になおざりにしてきた。というのも、ほぼ常に場当たり的に物事に挑戦し結果を生み出すループを行ってきただけであるから。また、随所で頭打ちになってきたからである。というわけで、計画そのものについて考えることにする。流れはこんな感じ
- 計画を立てる際の注意事項
- 計画実行中の注意事項
- 本屋に行ってからの計画
1. 計画を立てる際の注意事項
SMART法則
これは5つの要素を含む必要がある
Specific = 具体的である
Measurable = 計測できる
Agreed upon = 同意している
Realistic = 現実的である
Timely = 期日が明確
Specific
具体的にするためにどのようにすればよいかということだが、5W2Hに沿って書き出せばいい。5W2Hとは「誰が・何を・どこで・いつ・なぜ・どのように・どのぐらい」である。例えば、「私は創造の方法学という本を(家の)お風呂後に次の節まで読む。なぜなら論文のための論理的思考力を少しでも身に付けたいからである。」(イメージしやすいように短期的な目標、習慣的な目標にしてみました)。
Measurable
計測できるようにするためには何でも数値にする必要があります。どうしても数値ができない目標は、もっと落とし込む必要があるということです。Specificのステップを見直す必要があります。
では、なぜ計測することがよいのか?簡単です。続けるための仕組みを作ってくれたりモチベーションの元になったり計画を見直したり。。。つまりは本来人間は意志が弱い生き物なんですから自分以外のものを味方につけることが有効なのです。
Agreed upon
同意しているということなのだが、私は失敗という概念のない仕組みを作ることを指していると理解した。失敗しても良い計画なら安心して心にゆとりを持って目標に向かって邁進できる。
このステップを考える上では、この記事が非常に参考になります。
ちなみに、「失敗」という概念がここまで普及しているのは、日本独自のところがあるように思います。海外では「Fail」と言う言葉をあまり聞いたことがありません。あるのは、「does not work」です。「うまくいかなかった」という事実があるだけです。
アメリカの文化は素晴らしい、と同時に失敗を失敗にしない仕組みづくりを考えなければならないと思った。(ゆとりある計画が失敗を失敗にしない仕組みづくりを考える時間を相対的に増やすことに注意しながら次のステップを考えよう。)
Realistic
現実的であるためには、目標から逆算してキツキツに詰める計画とはおさらばしなければならない。こんな風に偉そうに言っている自分は、目標から逆算してキツキツに詰める計画をずーっとしてきた笑。そのせいか目的を達成したことはない笑。現実的な計画の重要性はわかってもらえるだろうか。といっても計画をしたところで最初から現実的かどうかはわからないと思うので1〜2週間続けてみて現実的ではないと判断したら計画に修正を施すこと、または目的にために手段である目標を細分化することをオススメする。この処理を行った後に現実的な計画になる。
Timely
最後に、期日が明確であるためにはどうしたらよいかを考える。ここで考えるのは、期日が決まったもの(課題など)ではなく決まっていない場合である。
具体的に何をすればよいかというと、将来に目的をもっと作ればいいのだ。そのためには数年後に何者になりたいのかを考える必要がある。だからステップとしては
- 数年後に何者になりたいのか
- そのために目標(目的)をいくつもつくる
- 期日を設定する
これでは、私は(☜価値観の変動が忙しい)納得がいかないので1年後に何者になりたいのかを設定しようかと思う。
しかしながら、1万時間の法則に沿って期日を設定することも良いと思う。その時には目標は欲張らず1つに絞らないといけないだろう。
特に文系大学生なんかは、時間を持て余していると思うので2年間を1万時間の法則に沿って計画を立てることを推奨する。すると、卒業時には一般の人には到底達することのできない領域にまで登りつめた技術が2つ保有できていることになる。理系を凌駕するかも知れない、ワクワク
2. 計画実行中の注意事項
計画の定期的な見直し
- Plan(計画)
- Do(実行)
- Check(検証)
- Action(改善)
の4つから構成されます。1でも指摘しましたが非常に重要な概念です。ですが...自分はPlanすら今まで行っていませんでした。すると不思議なことに結果は出ないものです、やはり先が見えない不安があるからでしょう。また不安があまりにも肥大化してしまい、しまいには焦燥感が生まれ私の場合ですとテスト勉強が続けられない状況に陥ります。大学に入ってからこのパターンを繰り返してきました。ですが過去の自分とはもうおさらばです、頑張りましょう。
やはり定期的な計画の見直しのためには現実的な計画をする必要があります。ですからタスク終了後に反省するCheckする時間、計画を改善する時間を設けなければならない。計画に割ける総合計時間をそれぞれタスク実行に半分の時間をCheckする時間、計画の改善に半分の時間を配分するのはどうだろうか。とても大切な時間なので5:5でいいと思う。
以下の記事、考え方が重要になります。
「ミスが起きる原因」というものがあるわけで、その原因を探って特定しないことには、いつまでたっても同じ失敗を繰り返すばかり
P→D→C→A」と1周して終わりではない、ということです。「A」まできたら、また「P」に戻り、さらに高いレベルの「PDCA」を回すという「スパイラルアップ(らせん状の成長)」を遂げていくというのがPDCAの本質
休憩を必ず挟む
これは非常に重要であり欠かせないものだ。常に力を発揮するためには必要不可欠。
この記事を見るとわかるが、90分おきに眠気が訪れることがわかっている。なのでこの「90分=タスク実行時間」が終了したら15分〜20分間の休憩を取り再び90分間のタスクをする。この繰り返しが有効で、体に自然なリズムであるとのこと。
また昼寝に関しては、パイロットを例にして反応速度が上昇したという事実をあげ、昼寝をしないと夕方以降の生産性の低下が生じてしまい真の生産性を発揮できなくなると述べている。というわけで、まずはこのリズムを取り入れる。その上で合わなかった場合は微調整をし自分にあったリズムに変更しようと思う。
3. 本屋に行ってからの計画
ようやくここまできましたねー、ふう道のりは長かった。まず2週間後の3月3日までに教授に何らかのテーマを提示しなければならない(Timely)。その上で自分のライスタイルを考慮した上で、使用できる総合計時間(⚠︎休憩も加味すること、休憩は絶対に必要)を算出すると1日5時間 × 14日 = 70時間。このうち半分をタスク実行時間、タスク後の計画改善につかう(Realistic,Agreed upon)。具体的に演算してみると、1時間30分のルーティンに休憩時間を考慮し70時間÷1.83時間(内訳:1時間 + 0.833333⇦50分/60分) =38回。38回 ÷ 14日=2.7回/日。2.7だと計算しづらいので2.5に変更(3.0だと3 × 14 = 42回で38回、つまりは総合計時間を超えてしまう)。2.5に変更したことで2日後には5回こなさなければいけない状況が生まれる。だから1日おきに1時間半のルーティンをする。そうすると全部で35回できることになる(35回 × 1.83 = 64.05時間)。しかし残り6時間をどうすればよいのだろうか。そうだ、3.2回Checkの時間にしよう。と思ったが本を探す時間に充てよう。
次に目的達成までの計画を塾考。時間だけをタスクに設定することが多かった自分だが、それだとモチベーションが上がらないし毎回違うことをしてしまい効率化のしようがなくなる。なので5時間の中で、1時間50分の中で何をするかを具体的に考えていく。まずは
0時間〜1時間50分
- 本の目次を見る
- 読みたい箇所をまず読む
- その中で気になったところがあれば紙に書く( or はてなブログに書き込む)
- 書き込んだことについてネットで調べる( or 当該本を読む)
- Antenaやカメリオなどを使い知りたいキーワードを登録する
- 休憩する
1時間50分〜3時間40分
- とにかく検証
- 随時付け加えていく
- (Measurable)の要素をどうにかして付け加えたい。
(場所はどこでもいい) ー ここまででSpecific
あらまあ不思議、3時間40分でいい日と5時間30分でいい日ができた。ライフスタイルの流動性を結果的に考慮することができた笑(ものは試しですね)。
明日は図書館に赴き共有閲覧証をもらいに行ってから古本屋などを巡る。そしてタスク実行だ。忙しいが充実しそう。初めての計画だったが最高に楽しかった。また計画を見直していく。